七年後の空中ブランコ

わたしは今までに身を置いたことのない状況にいます。 わたしはこのブログが早く終わることを望んでいます。 このブログが続くということは、わたしの状況が変わっていないということだからです。 (最初の記事「前書き」より抜粋)

おんがえし

したことというのは ちゃんと かえってくるものです。 8月7日 14時28分

きらきらゆらゆら

水の中でひざを抱えてすわって 息を止めて もれてくる空気の泡だけを 見ているときがあります。 ほんとにしたいことは何か 確かめたい。 思いもよらぬ何かが 浮き上がってくるのを 期待しているのかも しれません。 8月4日 夜9時38分 歩きながら

本当

まっすぐな重い短剣で切り分けたときにカチンと当たるものが骨なのかどうか。 8月4日午後1時45分

自分の核をなしているものなど 自分ではわかっているつもりになっている だけかもしれない。 8月4日 夜中の1時3分

踏み切る

感謝の気持ちを考えるには後ろを見なければならないのだけど 前にしっかりと踏み切るには 後ろを固めておくことは大事。 8月2日 昼の12月34分

目覚めあるいは眠り

なにかに目覚めたときは わたしの中のなにかが死んだように思えてならないのです。 あるいは深い眠りについただけなのかもしれませんが、 知るすべもないのです。 8月1日 夜11時50分

もやの橋

まだ引き返せない道に入ったことなど 信じられないのですが、 どうやら意識せぬうちに もやで見えなかった橋を 渡ってしまった ようです。 7月30日 夜11時5分

岸から

舟が少しずつ岸から離れていく。 大した風もないのに少しずつ。 手を伸ばせば、と思ったときには腰まで浸からなくては届かないところに、 腰まで浸かったときには泳がなくては届かないところに流れている。 漕ぎ手は仰向けになり脚を組んで顔に本をかぶせ寝…

目標

何を目指しているのかわからなくなっても、 そのときそのときの通過点を納得して越えられたのなら、 見えてくるものに満足できる。 そう思いたい。 7月28日 午前0時47分

勝手

いつもつかまるようにしていたのは、 忘れられたくないからだけでした。 便利な存在でいることで 覚えてもらおうという安売りでした。 7月27日 夜中の0時25分

楽しみ

ほかの場を楽しませることを考えていたのに、 その中に自分の楽しみがあることに気づくのです。 それまで思いつきもしなかったことが できるようになっていたりするのです。 7月26日夜8時55分

学ぶ

穏やかな日々で得たものが 少なかったように思えてしまう。 けれど学べたことは穏やかな日々を目指すために生かしていくこと。 矛盾してるようだけど 求めることなのでしょう。 7月25日 午後9時23分

とめどなく

機嫌がわるくてもよくても、 好きなことは考えていられる。 つまずいたことさえも どうするか考えるのがおもしろい。 7月24日 午後11時23分

途中

わかるとがっかりすることもある。 できることには限りがある。 それは悪いことではなくて、 違うしくみの世界へうつるための余力をとっておけること。 7月24日 午前1時27分

笑って

やり切れたのなら、笑っていよう。 いつも好きなことをできているなら 笑っていていい。 周りを気にすることなんてない。 7月21日 夜の10時7分

End

諦めるということは、やり切れたのでしょう。 7月21日 午前9時26分

暑いから

ただ暑いから汗をかいているだけなのに、 冷や汗だとか あぶら汗だとか 言わないで。 7月20日 午後11時38分

期限

前からわかっているのに、 うっかり忘れていると ときおり突然に姿をあらわす。 最後に見せるのは うつくしく晴れやかでありたい。 7月17日 23時51分

チャンス

今手に入れれば すべてをうしなう。 少しだけ待てば この先もずっと手にできるかもしれない。 7月16日 17時47分

舟にオールを

湖に浮かぶ小舟の絵を描きました。 遠くには山の稜線とすそ野の森。 オールがありませんでした。 オールが要るのでした。 7月10日20時14分

頭の中

元気のないときは他人の言葉が頭を占め、 元気なときは 自分の言葉が頭の中を占めている。 7月8日 11時28分

ごっくん

おいしいものと一緒に のみ込んでしまった苦いものも 吸収できればいいのですが。 7月8日 9時45分

発つ鳥

飛び立ってしまえば あとの水のにごり方が 白だろうと茶色だろうと 気になりはしない。 7月7日 13時47分

調べもの

銅のカップでアイスコーヒーを飲んでいたら コーヒーが少なくなって 底の色が氷を通して透けて見えました。 そうして初めて 氷の数がわかりました。

夢にとらわれて動けずにいます。 形にしたいけれど、好きな方法でないとしたくない。 だれかが待っているというわけではないけれど 自分の色を失いたくないのです。

わたしに

休むということは 自分のために自分の時間を使うことなのに、 いつの間にか他者の目線を気にしている。 がっかりした。

輝く

選ばれて 失って 得て 通っていく ことの繰り返し。

忘れる

忘れたいことだけ忘れられればいいのに。 忘れたくないことだけ覚えていられればいいのに。 そうして残ったものだけでもう一度つくれればいいのに。

くちばし

手の中の小鳥がさえずると 重くなりすぎていたものが はらはらと落ちていきます。 細く長いくちばしを動かして 離れたものの多さに 目をみはるのです。

特別

薬指と小指は 特別でした。 他の人ではあまりしゃべらないのに もっともしゃべる指でした。